新規のサイトの立ち上げの手順書

WordPressでサイトを立ち上げる際にSEOを意識してこれだけはやっておきたいという項目をまとめたいと思います。
WordPressでは「はじめに入れるべきプラグイン」という類いの情報がたくさんあり、大変参考になるのですが、ここではもう一歩踏み込んでWordPressでのサイト公開時の基本的な手順書としてみます。

検索エンジンはブロックしておく

まずはインストールまでは済ませてあると仮定しますが、最低限の公開準備が整うまで検索エンジンをブロックしておいた方がよいと思います。これは基本的な準備ができていない状態でクロールされることを防ぐためです。
実際のところ、どこからもリンクがなければクローラーが回ってくることはまずない思います。(どうやって早くクローラーを呼び込むかを考えるくらいですから・・・)
ただ、URLやサイト構成などがまったく決まっていないままインデックスされ、その後に変わってしまうというのはSEO的にはよろしくありません。

テスト投稿でPINGサーバに通知してしまったりすることで不意に検索エンジンにインデックスされるのを念のために防止するということです。

WordPressでは「検索エンジンがサイトをインデックスできないようにする」という設定項目があり、これによりヘッダーにcontent=’noindex,nofollow’という検索エンジンのクロールをブロックするメタタグが加えられます。

初めてのログイン時にこのチェックを行いますが、もしこの際に設定をしなかった場合でも管理画面の設定→表示設定より変更できます。

それでは、まずは公開時の初期状態において、いかに最適な形で検索エンジンにインデックスさせるかという準備をしましょう。

1.URLの正規化
2.パーマリンクの設定
3.最低限のプラグインのインストール
5.アクセス解析とウエーブマスターツールへの登録
6.被リンクを送る

URLの正規化

まずはURLの正規化からはじめましょう。
これはWordPressに限らずですが、exsample.comというドメインの場合、下記のどちらのURLでもアクセスできます。

http://www.exsample.com
http://exsample.com

いわゆるwwwありなしという問題ですが、実際に訪問するユーザーにとっては特に影響はありません。
しかし、この2つは検索エンジンからは別のサイトとして認識されます。検索順位に影響するサイトの評価も2つに分散されるということです。そこで、これらを同じサイトとして認識させるのが、URLの正規化です。

一般的にURLの正規化は多くのサーバで採用されているApacheで使えるhtaccessで行なうことが多いです。
ここではWordPressでのURLの正規化という話をしているのですが、実のところWordPressではインストール時にすでに正規化されています。(WordPressのインストール時にinstall.phpにアクセスしますが、このときにwwwありのURLとした場合にはwwwありに正規化されます)

とはいっても、現在のレンタルサーバではほとんどが自動インストールですので、手動で入れる人も少ないかもしれませんね。

変更したい場合は管理画面の設定→一般のサイトアドレス (URL)の項目に正規化したいURLを入力します。WordPress アドレス (URL)というのは管理画面のURLとなりますので、特に理由がなければ同じでよいと思います。
ちなみにhtaccessでいずれかに正規化していた場合はそのURLがここに表示されているはずです。

WordPress場合は設定自体は容易なのでwwwありなしのいずれかを自分できちんと選択しておくということになります。
これはSEO的にどちらが有利ということもなく、完全に好みの問題です。しいてあげるとすれば、一昔前はwwwありが主流だったのが、最近は短い方が覚えやすいしスッキリしているなどの理由でwwwなしも多くなってきているように思います。わたしもこのサイトはwwwなしにしてみました。

※厳密には下のような同じページにアクセスできるURLも正規化する必要がありますが、WordPressでは基本的にこのような現象は発生しませんので、ここでは割愛します。

http://www.exsample.com/
http://www.exsample.com/index.html

パーマリンクの設定

WordPressではパーマリンク設定がURLとして反影されます。あまり考えずにパーマリンク設定を行ってしまい途中で変更してしまうことになると、404エラー(指定ページが見つからない)というエラーが頻発してしまい厄介なことになってしまうことがあります。サイト内構造が検索エンジンンに把握されないというのはSEO的には大ダメージですので、これははじめの段階できちんと決めておきましょう。

パーマリンクの設定においてはカテゴリ構成も考える必要があります。ブログサイトの場合はほとんどカテゴリーで分類することになると思いますが、ECサイトなどブログではないサイトの場合は投稿で作るか固定ページとするかなど特に綿密に考えておく必要があります。

最低限のプラグインのインストール

WordPressにはたくさんの魅力的なプラグインがありますが、いち早く正確にインデックスさせるためにまずは追加しておきたい機能があります。
クローラーのサイト内の巡回を助けるサイトマップ作成とサイト更新を外部に通知するPING送信です。

サイトマップは検索エンジンのクローラー用と人用の2種類を用意することが望ましいです。前者にはWordPressでは定番のGoogle XML Sitemaps、後者はPS Auto Sitemapなどをインストールすればよいでしょう。

PING送信にはWordPress Ping Optimizerをおすすめします。こちらは送信が成功したかどうかのログが見られる他、テスト投稿時などに任意でPING送信を止めることができる優れものです。

アクセス解析とウエブマスターツールへの登録

インデックスの状況を知るためにGoogleウエブマスターツールへの登録しましょう。アクセス解析も特に理由がなければ、Googleアナリティクスでよいかとと思います。

被リンクを送る

実際のところ、早くインデックスされるためには手持ちのサイトから被リンクを送るというのが、一番の近道かもしれませんが、これはなかなか難しい方が多いかと思います。また、昨今のリンクの質を問われるペンギンアップデートを考えると安直にテーマに沿っていないサイトからリンクを貼るのも考えものです。そして、この段階になってはじめて、「検索エンジンをブロックする」のチェック項目を外します。

以上がWordPressでサイト公開にするにあたり、SEOを意識した上での基本的な準備となります。
いつクロールされてもいい状態にして検索エンジンを待ちましょう。

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