Windows7 Home Premiumをリモートデスクトップで操作する

リモートデスクトップはネットワーク上のWindows PCをネットワーク越しに操作できるという大変便利な機能です。

しかし、Windows7 Home Premiumではクライアント機能（操作する側）は持っていますが、サーバ（操作される側）とすることはできません。
最近では外出先から自宅LANにVPNで接続して操作したいというシーンも多いはずで、自宅用パソコンとして最も売れているであろうHome Premiumでリモートデスクトップサーバ機能が使えないというのは非常に残念です。

ただ、実はHome Premiumでリモートデスクトップサーバ機能を使えるようにするための「Concurrent_RDP_Patcher」というパッチが存在します。
手順は説明不要なほど簡単で基本的には起動して、Patchボタンを押すだけです。オプションはマルチログインとブランクパスワードの許可となっています。（必要なければそのままでよい）

※UnPatchボタンで元の状態に戻すことができます。

コントロールパネルなどにリモートデスクトップなどについての設定項目が追加されるわけではありませんが、これだけでリモート接続できるようになります。

パッチを充てていない状態でリモートアクセスしてみると下記のように接続できません。

（投稿時の環境にWindowsPCが1台しかなかっため、Remote Desktop Connection for Macからの接続です）

パッチを充てた後はアカウント情報の入力を求められるウインドウが表示され、リモートデスクトップサーバとして認識されているのが分かります。

ただ、このパッチに限らずですが、ちょっと注意したい点があります。
このパッチ名「Concurrent_RDP_Patcher」で検索するとダウンロードサイトが数多くヒットするのですが、スパイウエアもどきのアプリケーションを一緒に入れてしまうインストーラが多く見受けられます。
ダウンロード先にはくれぐれもご注意ください。

もし、安全なダウンロード先が分からないようでしたら、コメントをどうぞ。

追記）紹介しておいてなんですが、ソフトウエアの性格上ダウンロード先についてここに載せてしまうのはまずいかなと考えています。
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執筆:R3098

WEBサービス構築・監修が生業です。WordPress 関連では Aurora Heatmap などのプラグイン開発も行っています。サイト運営者の力になりたいと考えます。