格安WAVLINK Wi-Fiルーターの設定解説

ヘッダ画像

WAVLINK Wi-Fiルーターの設定方法

WAVLINK WL-WN521R2P 300Mbps Smart Wi-Fi router
(画像引用:Amazon)
Amazonやbanggoodなどで見かける格安のWi-Fiルーターです。
最近購入したのですが、説明書が小さな小さな英文のリーフレット1枚(笑
パソコンまわりに詳しくない方には「ちょっと敷居が高いかも...」ということで少々解説してみたいと思います。
このWAVLINKのルーターはWS-WN529R2Pなど複数機種あるようですが、おそらく基本的な設定方法は共通かと思われます。

アクセスポイントとしての設定

わたしの環境はSo-net光で回線元のNTT提供のWi-FiはオプションのPR-400MIという使いまわしルータ機能付きレンタルONUです。

無線LANカード料金を毎月毎月プラスしたくないですよね(笑
おそらく、ほとんどの購入者がわたしと同じようにノートパソコンやゲーム機、スマホなどの無線LAN用、あるいは純正オプションでは電波が届きにくい環境においての期待値で購入しているのではないでしょうか。

そもそも、光回線で接続する場合はONUが必須であり、NTTではひかり電話がセットになっていることが多いです。
この場合はホームゲートウェイというルータ機能付きのONUが存在します。
PPPoEパススルーさせてWAVLINK側で認証設定を行うこともできるはずですが、このルータにひかり電話を接続することができないので、結局はホームゲートウェイは必要です。
au系の回線も基本は同様です。
そう考えると既存の接続環境への追加が前提であり、主な用途はアクセスポイントということになるのでしょう。

機器の接続

このWAVLINKのルーターはWAN側の接続を認識しています。
物理的な接続が確立されていないと、スムーズにセットアップが進まないため、必ずレンタルされているルータ(ONU)のLANポートよりWAVLINKルーターのWANポートにネットワークケーブル(イーサネットケーブル)で接続します。
ルータ(ONU)は192.168.1.1や192.168.0.1が多く、デフォルトIPが192.168.10.1のWAVLINKとは、ほとんどの場合でそのままで問題ないはずです。
パソコンはLANポートに有線で接続します。
無線の場合はこの時点で「WAVLINK_XXXX」というWi-Fiの電波が飛んでおり、認証なしで接続できるはずです。

ブラウザでの設定

電源を入れたら、WAVLINKの管理画面である192.168.10.1にアクセスします。
デフォルトパスワードはadminです。
パソコンスマホいずれのブラウザからも設定も可能です。

PC・スマホいずれのブラウザからも設定できる

ネットワーク環境、および、WAN側のインタネット回線が認識できます。

ネットワークの状態が表示される

下記のようにWAL側との認証設定を求められるようでしたら、物理的な配線をチェックしてください。

左上にWANの接続設定を促されている

画像のような管理画面自体にアクセスできない、あるいは管理画面が違っている場合はIPアドレスのコンフリクトの可能性が高いです。
つまり、ルータ(ONU)側がWAVLINKのデフォルトである192.168.10.1を使用しているということです。
こちらを変更できる場合はその方が手っ取り早いですが、WAVLINKで変更する場合はいったんWAN側ケーブルを抜いて電源を入れ直します。
再度、ブラウザで192.168.10.1にアクセスして、上記の赤丸の「Offline Set」をクリックして「Adobance」メニューに入ります。

IPアドレスは「LAN Setup」より、変更可能です。
もしルータ(ONU)側が192.168.10.1というように第3オクテットが10であれば、それ以外の192.168.20.1などのプライベートIPアドレスを設定します。
同じセグメントに属す必要のある有線接続のパソコンがある場合はWAVLINKのLANポートに接続します。

※特別な理由がなければ、IPアドレスは変更する必要はありません。

IPアドレス設定

次にWirelessの項目からセキュリティ設定を行います。

任意のパスワードを設定

※この設定を忘れると、認証なしでこのルーターを経由してインターネットへ接続できてしまうため、必須の設定といえます。

最後に管理画面のパスワードを「Administration」より変更します。
これでWAVLINK側の基本設定は完了です。

WAVLINKへのアクセスを制限

端末での接続設定

スマホではネットワーク設定は不要ですが、ゲーム機やPCなどクライアント側のネットワーク設定必要な場合は下記のようになります。
ルータアドレス・ゲートウェイ・DNS=ONUアドレス(192.168.1.1)
下記の例ではIPアドレスを固定していますが、デフォルトで自動的に割り振られますので、通常は自動取得で構いません。

クライアントIPアドレス設定

モバイルでWAVLINKのWi-Fiが表示されますので、先に設定したパスワードにて接続します。

任意のパスワードを設定

※電源が入った状態で本体裏側の黒ボタンを長押しすると、初期化されます。
パスワード忘れや、うまく設定ができない場合にリセットして再設定します。

WAVLINK Wi-Fiルーターの評価

auから無償レンタルしているHOME SPOT CUBEがどうも調子が悪く、繋がらなくなって見にいくとまっ赤に光ってたり...
ということで、このWAVLINKはアクセスポイント代わりのWIFIルーターを物色中に見つけたもの。
宅内環境なので高スペックのものは必要なく、はじめはIODATAやBUFFALOあたりのコンシューマモデルを考えていましたが、Amazonのタイムセール1,789円で思わず購入(笑
ノートパソコン・スマホ×2・タブレット・Wii U・Switchと繋ぎまくっていますが、格安の割には速度も速く安定していて満足しています。
レビューの評判のとおり、私的評価も上々です。

コメント一覧

  1. ちびねこ より:

    すみません、わかったら教えてください。
    アクセスポイントとして買い、インターネットへの接続はできて使えているのですが、セキュリティがオープンなので自分で設定したいと思っても設定画面につながりません。PCからは、192.168.10.1は「このURLは無効です」となり、 wifi.wavlink.comは翻訳された「こんにちは」としか出ません。
    スマホで設定しようとしても、名前や電話番号、国名などの情報を入れる画面から先に進まず、困っています。
    大もとのルータにセキュリティがかかっていれば、アクセスポイントとして使う場合はオープンのままでも大丈夫なんてことはないですよね。

    • R3098 より:

      はじめまして、ちびねこさん。
      デフォルトでは、wifi.wavlink.com→192.168.10.1かと思います。
      これはpingを打ってみれば分かります。
      ですが、wifi.wavlink.comにアクセスはできているようなので、問題はそこではないですね。
      本来はここでパスワードの入力画面があるはずです。
      現在の状況はWAVLINK_XXXXをアクセスポイントとして選択するだけで、接続できる状態なので、ご認識のとおりマズいと思います。
      管理画面に入れないようであれば、一度、本体をリセットしてみてはいかがでしょうか。

  2. オオバ より:

    何度やっても初期設定が出来ません。日本語サポートの連絡先はご存知ありませんか??

    • R3098 より:

      はじめまして、オオバさん。
      サポートサイトもありますが、中国語・英語のみのようですね。
      https://www.wavlink.com/
      Amazonで購入されたのなら、評価にも関わることなので、出品者に問い合わせるのもよいのではないでしょうか。

  3. 大野 清 より:

    192.168.10.1につながりません。どうしてでしょうか?

    • R3098 より:

      こんにちは。
      接続はPC.スマホどちらでしょう。
      スマホの場合は無線接続できていますか?
      PCを有線で接続している場合、自分のIPアドレスは192.168.x.xとなっていますか?

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